経験価値の評価構造

経験価値の評価構造は、B.H.シュミットの 「戦略的経験価値モジュール」 の考え方を元にしています。
「エクスペリエンス(顧客経験)」 を戦略的に使用可能なように分類した考え方で、顧客に対してどのような経験環境を提供するのかを検討する上で、有用なフレームワークとなります。

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1) SENSE (sensory experiences): 五感に直接訴えることで感覚的に生み出される 「感覚的経験価値」
接触による五感への訴求を図ります。
2) FEEL (affective experiences): 顧客の内面にあるフィーリングや感情に訴えることで情緒的に生み出される「情緒(感情)的経験価値」
商品やブランドに対する肯定的な気分、喜びや誇りといった強い感情等の経験価値を創出すべく、顧客の内面にある感情への訴求を図ります。
3) THINK (creative cognitive experiences): 顧客の知性に訴える「創造的・認知(意味)的経験価値」
顧客の創造力を引き出すような経験の提供により、顧客の知性に訴えかけます。また驚きや好奇心、さらには挑発等の意味的情報を利用して、顧客に集中的思考と拡散的思考を併行させるような訴求を図ります。
4) ACT (physical experiences and entire lifestyles): ライフスタイルや他人との相互作用に訴える「行動(活動)的経験価値」<br活動的な経験を提供することで、ライフスタイルの変容、さらには他の人びととの相互作用に訴えかけ、顧客の生活を豊かにするような訴求を図ります。
5) RELATE (social-identity experiences): 集団社会における個人の自己実現への欲求に訴求する「(準拠集団や文化との)関係的経験価値」
顧客個人の理想像や他者との関わりを対象とし、準拠集団や特定の文化に属しているという感覚を顧客に抱かせるような訴求を図ります。

この「経験価値モジュール」と「購入プロセスモデル」をマトリクスにした経験デザインのためのツールを提供していますので、ご参照下さい。
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投稿日:2016年11月23日 更新日:

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